コラム

COLUMNばれないで豊胸を受ける事はできるのか? ばれやすいポイントなども紹介します

豊胸手術を受ける際に気になる事の一つが、手術を受けた事がばれないかどうかではないでしょうか。
バストサイズを大きくしたいけれど、美容整形をうけたという事はなるべくバレたくないと考えている方は多いと思います。
今回は、豊胸術を受けた事が周囲にばれやすいポイントや、バレないための治療の受け方などについて詳しく解説いたします。

豊胸術のばれやすさは術式によっても大きく異なる

豊胸術には大きくわけて「ヒアルロン酸注入」「脂肪注入」「インプラントバッグ」の3つの方法がありますが、どの術式で治療を行うかによってもばれやすさが大きく異なります。
それぞれの術式について詳しく紹介します。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、もともとヒトの体内でも作られていて、保湿成分や関節の緩衝材としての役割を担っている成分でもあるヒアルロン酸を、適度な硬さのジェル状にして注射器でバスト内に注入する豊胸術です。
ヒアルロン酸製剤は粒子の大きさなどによって様々な種類の硬さがありますが、バストの感触と近い硬さのヒアルロン酸製剤を注入する事で、触った感触や動いた時の柔軟性などについてもかなり自然な形でボリュームアップする事ができます。

手術の方法が注射器によって行われるものなので、傷跡なども殆ど出来る事なく最も周囲にバレにくい術式であるといえます。

脂肪注入

腹部や大腿周囲などにある脂肪細胞を脂肪吸引によって採取し、バスト内に再注入する術式です。
自分自身の脂肪細胞を移植するという方法であるため拒否反応などの心配もなく、もちろん元々バストの9割を占める脂肪細胞を追加するという方法ですので、感触や動き、形についてはかなり自然なバストを作る事ができます。
体内に異物を入れるというリスクもなく非常に優れた方法ではありますが、難点としては移植するための脂肪細胞を採取するために行われる脂肪吸引が体にとって大きな負担になるという事や、注入した脂肪は2割程度が定着できずに体内で再吸収されるか、場合によってはしこりとなって残ってしまう事があるという点があります。
術後のダウンタイム期間が過ぎた後については最もバレにくい術式ですが、必要なダウンタイムが長めであるため、頻繁に合う相手にはばれてしまう可能性が高い治療といえるでしょう。

インプラントバッグ

シリコンなどで出来た柔らかい素材のインプラントバッグを、ワキなどを切開してバスト内部に挿入する術式です。
インプラントバッグには様々な種類がありますが、現在主流のバッグの一つとなっているMotiva(モティバ)などの新しいバッグは柔軟性や安全性に非常に優れており、旧来のものと比べてかなりばれにくくなっています。
インプラントバッグによる豊胸術はどうしてもバッグの硬さなどから触った時の感触や、横になった時など姿勢が変化した時のバストの形状が不自然になってしまう事が多く、これがばれやすさの原因だったのですが、新しく開発されてきているバッグはこうした不自然さが大きく改善されたため、簡単にバレてしまうものではないといえるでしょう。

また、インプラントバッグは時間経過とともにバッグ周囲にコラーゲンなどの固い膜が作られる「カプセル拘縮」という現象がおきる可能性があり、カプセル拘縮がおこってしまうとバストが固くなったり形がいびつになってしまうといった変化に繋がるため、バレるリスクが高くなります。
しかし、最近のインプラントバッグはカプセル拘縮自体がおこりにくいような表面加工がされているため、以前と比べてリスクはかなり少なくなっており、マッサージによるケアなどで防止・改善が可能なので、拘縮によってバレるリスクもかなり少なくなってきているといえるでしょう。

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豊胸がばれやすいタイミング

豊胸がばれやすいタイミングは、主に術後から1ヶ月以内と、逆に手術から数年が経過してからです。

術後1ヶ月以内

ヒアルロン酸注入による豊胸術では注射による傷跡以外はほとんどダウンタイムもない術式ですが、脂肪注入やインプラントバッグによる豊胸では術後1ヶ月くらいまでは傷跡なども目立つため、この期間に手術部位が見られれば確実にばれてしまうでしょう。
単なる傷跡であれば何かしらの手術によるものと伝える事もできますが、バストに内出血などおこっている場合はバストに注意も向きやすくなりますので、ばれる可能性が高いといえます。
また、術後1月程度は手術による傷を綺麗に回復させるためにも安静に過ごす必要があり、うつ伏せの姿勢にはなれないなど日常生活での制限もありますので、生活をともにする家族などにはまずばれてしまうと考えられます。
そもそも家族など近しい間柄の人であれば、体型の変化で手術したことが分かってしまうかと思いますが、もし家族なども含めてばれたくないという事であれば、術後1ヶ月は離れて生活できるような環境を用意する必要があるかもしれません。

手術から数年が経過してバレるケース

手術から数年が経過すると、前述のようにカプセル拘縮などの副作用によってバストの形がいびつになって固まってしまい、これが原因となってバレる可能性があります。
そもそもカプセル拘縮がなぜ起こるかというと、これは体内に挿入されたバッグを体が「異物」として認識する事で、異物から体を守るため、その周囲にコラーゲンなどの膜を作って体から切り離された状態にしようとするためです。
カプセル拘縮がおこりにくいバッグの開発がされている点や、予防のためのマッサージ方法などはあるのですが、体質によってはどうしても発生してしまう可能性があるため、カプセル拘縮のリスクを避けたい方はインプラントバッグではなく脂肪注入などの方法を選ぶようにすると良いでしょう。

また、ヒアルロン酸注入による方法では注入から一定の期間が経過するとヒアルロン酸が体内で吸収されてなくなるため、大きくなったバストが元のサイズに戻って手術していた事がバレる可能性があります。
とくに多くの量を注入していると変化が大きくバレやすい状態となりますので、ばれないためには自然な範囲でのサイズアップや、形を整えるような注入方法にしておいた方が良いかもしれません。

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豊胸がバレるポイント

豊胸している事がばれるポイントは、大きくわけて「触った時の感触」「横になった時などの動き」「切開跡・傷跡が目立つ」というものです。

触った時の感触

豊胸術の技術の進歩により、現在はかなり自然な感触の仕上がりを作る事が出来ますが、どうしても「異物」を挿入する事による感触の違いから、触った時に違和感が生じてバレてしまう可能性はあります。
脂肪注入の場合はこうしたリスクが最小限といえますが、脂肪注入やヒアルロン酸注入でも注入物の周囲に膜ができて固くなる事による「しこり」が出来てしまう可能性はあり、触った時にこうしたしこりが違和感となってしまう事はあります。

ヒアルロン酸や脂肪注入におけるしこりは一度に沢山の量を注入するとできやすいなどの特徴もあるため、リスクを押さえたい場合は治療を何回かに分けて少しずつ注入していくなどの対策を医師と相談してみてください。

横になった時などの動き

起き上がっている時と横になった時のバストの形状で不自然さがでてしまいバレる可能性があります。
とくにこうした状態になりやすいのがインプラントバッグ豊胸で、バッグ自体の動きは昔より格段に自然な形になってきているといえるものの、挿入する位置などによってはどうしても完全に自然な状態にする事は難しいケースもあります。
脂肪注入による方法であれば、自然なバストと構造的には同じですので動きとして不自然になる事はほとんどないといえるでしょう。

切開跡・傷跡が目立つ

手術の際の切開跡は1ヶ月ほどで徐々に目立たなくなっていきますが、傷跡が完全になくなるまでには1年~2年程度かかりますし、医師の縫合技術や術後のセルフケアの仕方などによっては目立つ状態で残ってしまう事もあります。

切開については、注入治療であれば、注入のためにバスト下部の線上やバスト上部に小さく切開が行われます。
脂肪注入についてはこのほかにも、脂肪吸引を行う箇所にいくつか「カニューレ」という細い管上の器具を挿入するための切開が行われるため、バストの傷跡が見られなくても脂肪吸引の傷跡がみられてしまう可能性があります。

バッグ豊胸の場合はワキなどから挿入が行われ、ワキに元々あるシワなどの形状と合わせて切開が行われるためあまり目立つ事はありませんが、術後の固定などが適切に行われないで過ごしてしまうと傷跡が盛り上がった状態などで残ってしまうため、何かしらの手術をしたという事がバレてしまう可能性が高まるでしょう。

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ブラックライトなどで光るという噂について

よく、ブラックライトやLEDなどがあたるとバストが光ってしまいバレるという話がありますが、基本的にはそんな事はありません。
注入したものが外部に露出しているわけではなく、当然の事ながら外部からのライトは肌を照らすだけとなりますので、バスト内部のものが光るという事はないといえるでしょう。
仮にLEDなどが非常に強力で、バストのみに集中して光が当てられた場合はある程度組織が透けて見える可能性も考えられますが、そのようなケースはまず通常考えられません。

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バレない豊胸のために気を付けるポイント

豊胸をしたことがバレたくないという方は、まず第一に信頼できる医師を見つける事が大切です。
ばれるかどうかは人それぞれの生活環境などによっても大きく異なりますし、術後想定される経過は治療を受ける方の体質や選択する術式によっても異なるため、このような手術をうければばれないと一概にいう事はできません。

もちろん「一度に大きくするサイズを控えめにする事」や、「縫合技術が優れた医師の手術をうける事」、「なるべく自然な仕上がりとなる脂肪注入豊胸を選択する事」など、なるべくばれにくい治療を受けるためのポイントはありますが、やはり一番重要なのは一人ひとりの生活スタイルや目的に合わせて最適な治療法を選択する事であり、最適な選択のために大切なのは手術の前に医師と十分に相談を行う事です。

城本クリニックでは、医療資格や適切な知識を保有しないカウンセラーはおらず、医師や看護師がしっかりとした医療知識をもとに、診察と最適な治療のご提案を行っております。
本来であればこれが当たり前の事なのですが、クリニックによっては契約を増やすためにアップセルに長けたカウンセラーが治療の案内を行っているようなケースもあり、こうした不適切な案内が不満足な治療や、高額すぎる治療契約を増やしている要因でもあります。
まずは自分自身に適した治療法を知り、治療を受ける際の参考にしたいという方でも大丈夫ですので、是非お気軽にご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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